症例紹介
全顎的な叢生および咬合不調和に対し、抜歯矯正およびダイレクトボンディングによる形態修正を行った症例
Before



After



Before





After





| 患者 | 30代 女性 |
|---|---|
| 主訴・ニーズ | 歯並びが気になる |
| 診断名・症状 | 全顎的に顕著な叢生(ガタガタ)と咬合の不調和が見られました。また、不正咬合に伴う下顎前歯部の咬耗(すり減り)により、矯正終盤において下顎前歯が上顎前歯に届かない状態(前歯部の非接触)が生じていました。 |
| 治療内容(自費診療) | 全顎矯正治療(上下4番抜歯)+下顎前歯部ダイレクトボンディング ■ 治療方針・プロセスの詳細 1. 矯正治療(全顎矯正・抜歯治療) 上下顎の叢生を解消し、適切なアーチとスペースを確保するため、上下顎第一小臼歯(上下4番)を抜歯して全顎的な矯正治療を行いました。 2. ダイレクトボンディング(形態修正) 矯正治療により歯列は整ったものの、治療前の不正咬合によって生じた下顎前歯の咬耗が原因で、下顎前歯が上顎に届いていない状態でした。 健全な歯質を極力削らない「ダイレクトボンディング(コンポジットレジン修復)」を採用し、すり減った下顎前歯の切端部を精密に形態修復しました。 3. アンテリアカップリングの獲得・咬合の安定 形態修正により、適切なオーバーバイト・オーバージェットを構築し、前歯部での適切な接触(アンテリアカップリング)を獲得しました。これにより、前歯誘導(前方・側方運動時のガイド)が正しく機能し、将来的な後戻りや臼歯部への過剰な負担を防ぐ安定した咬合関係を確立しました。 ■ 治療前後の比較(Before / After) ・ Before(治療前) 全体的な歯列の乱れ(叢生)と噛み合わせの不調和が認められました。 ・ ダイレクトボンディング前 歯並び自体は綺麗に並んだものの、歯のすり減りにより下顎前歯が上顎に届かず、前歯部での咬合接触が得られていない状態でした。 ・ After(治療後) ダイレクトボンディングによって前歯の形態を修復したことで、自然な見た目と機能的な前歯の接触(アンテリアカップリング)が実現しました。 |
| 治療費総額※掲載時の費用を表示しています | 矯正治療 825,000円(税込) ダイレクトボンディング 198,000円(税込)/ 6歯分 |
| 治療期間 | 約4年(経過観察・保定期間含む) |
| 来院頻度 | 月1回程度 |
| リスク・副作用 | ・矯正治療に伴い、一時的な痛みや違和感、歯根吸収、歯肉退縮などが生じる場合があります。 ・矯正完了後は後戻りを防ぐため、保定装置(リテーナー)の装着が必要です。 ・ダイレクトボンディングは強い衝撃や噛み合わせの力により、欠けや変色が生じることがあります(定期的なメンテナンスが推奨されます)。 |
